就職活動中に不安だったこと

 現在大学4年生の私は、つい先日就職活動を終えた。
 3月にスタートした就職活動。初めは焦りと不安だけを抱えていた。説明会は多いとき一日で3つ。人があふれかえる合同説明会に行き、不安を抱いて寝て、また次の日は就職活動。気付けば4月になり、ぽつぽつと内定をもらっている友達が出始めると、さらに不安が増してくる。6月の下旬に内定を頂くまでの約4カ月間、毎日「将来どうなるんだろう」「内定もらえなかったらどうしよう」と思い過ごしてきた私は、鬱になる寸前のようだったと、先に内定をもらった友人は話していた。
 就職活動が終わっても、不安はある。就職先の企業でうまくやっていけるか、本当にその会社でいいのか。私のような不安を抱えた学生は、きっと多い。みんな将来が不安で、明日が不安で、夏になった今現在でも、その厚く重苦しいスーツを脱げないでいる。
 短期決戦と言われた今回の就職活動。3月に早ければ内定を出す企業も現れたが、実際多くの企業が3月、4月に内定を出し、その後また求人活動を始めている。なぜなら、多くの学生はいくつかの内定をとり、いくつかの内定辞退をするからだ。学生の本音は「内定は欲しいけど、その会社にはいきたくない」。飲食チェーンをはじめとする多くの企業が、今年も二次募集、三次募集に追われている。
 どうしてこんなに不安だったのか。私の経験を思い返したとき、いくつか答えがでた。
 まず、みんなと一緒にスタートした就職活動で、自分だけが取り残されるのではないかという不安。
 3月1日。某有名合同説明会にみんなでスーツを着て参戦する。そこから説明会に行って、同じような人々と会う。いつのまにか知り合いが内定をもらっているけど、自分は採取面接にも進んでいない。気付けば汗ばむ季節。みんながスーツを脱ぐなか、自分はまだ汗をかきながら就活をしてる・・・。もちろん、将来を決める事だから、納得いくまで就活はするべきだと思う。でも、劣等感はいつまでも自分の中に残り、蓄積していく。仲の良かった友達とも、就活の事で話がいいづらかったりして、いつの間にか疎遠になると、話す相手も人事担当者だけになったり。悪循環のサイクルである。だが、実際そのような学生は多い。
 2つ目に、企業に落とされたときに感じる自分を否定されたかのような感覚。
 劣等感が蓄積されていく中、大量にエントリーしてWEB ESなどを提出する。しかし、帰ってくるのはお祈りメールばかり。貴殿のご活躍を…をかかれたその文を見るたびに、自分が否定されたようで泣けてきた。こんな文面だけで、私の何がわかるっていうんだろうって悔しかった。面接で人事の人がとても優しく、自分を表現できた!と思った選考で落とされた時は、ショックも大きかった。就職活動中に自分の性格も変わってしまった気がした。
 まだまだある。不安はつきない。
 私のような就職活動を不安だけで過ごしてきた学生が、今後少しでも減ってくれればいいと思う。そのために、根本的な就職の制度を改めるべきだと私は思う。のびのびスムージーを購入しました